「飼い犬は敵のニオイをかぎ分けられるか」を調べた論文紹介

犬はニオイを嗅ぐのが大好きですよね。うちのひなも、散歩中は歩くのそっちのけで「クンクンクンクン」していています。

特に葉がっぱが好きで、飽きもせずクンクンクンクン・・・

 

犬がニオイを嗅ぐのが好きなのは本能なんでしょうが、それでは飼い犬は捕食者(敵)のにおいを嗅ぎ分けられるのか??

野生の動物は、敵のニオイを嗅ぎ分けられないと生きていけないので、敵の尿・便・肛門分泌腺のにおいを感知しますが、飼い犬はどうでしょう。


通常飼い犬では敵と接する機会がありませんが、本能で敵のニオイをかぎわけられるかという実験が興味深かったので紹介します。

 


犬の能力を検証するため、訓練を受けていない飼い犬を対象として以下実験が行なわれました。

 

  • ヒグマとオオヤマネコとビーバーの糞便のにおいに対して、英国・ノルウェーの飼い犬の反応を調査
  • 各糞便から半径40cmの範囲内で過ごした時間と心拍数の変化を測定

 

 

結果は・・・

 

  • ヒグマとオオヤマネコの糞便の周辺では、犬の滞在時間が短縮傾向、心拍数が増加傾向となりました。

 

つまり、普段の生活では接することがない、飼い犬もヒグマやオオヤマネコの臭いをかぎ分け、恐怖を感じ回避行動をとったということ。

 

この実験で、飼い犬も敵に対する回避行動は、生来的に備わっていることがわかります。

敵の臭いの判別が経験でしかなされないとすると、敵に襲われる確率が高まりますので、敵のニオイを嗅ぎ分けるのは犬の本能だということ。

 

飼い犬は普段敵のニオイに接する機会はそうありませんが、敵から回避する能力は備わっているという調査でした。

 

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