人間に対して行われた研究で、「同期行動」を行ったグループは集団の結束力が高まり、親密さや信頼感が増すというものがあります。
ここでいう同期行動というのは、全員が同じタイミング・同じ場所で同じことを行うこと。
人間で言えば・・・例えばラジオ体操やエアロビクス、合唱でも何でも同期行動を行うと親密さや信頼感が増すそうです。

では犬と人間で「同期行動」を行うと親密度は高まるかを調べたのが今回の研究調査になります。
2019年にフランスで行われた実験です。
内容としては、
- 2人の人間を用意する
- 1人は犬と歩行行動を同期(犬の横を同じペースで同じように歩く)する
- 1人はランダムに歩く
- その後、2人は犬から離れ、同じ餌を持った状態で待機する
その後どちらに駆け寄るかを観察しました。
結果は人間の研究結果と同様で、犬の横を同じペースで同じように歩いた人に駆け寄る傾向にあったそう。
つまり、犬との散歩は親密さを高める効果があるということ。
日々の散歩が犬と親密さを高める効果があるというのは嬉しい結果。我が家では、私が毎朝ひなを散歩に連れて行っていますが、ひなが懐いているのはもちろんわたし。
散歩だけがひなが私に懐く原因ではないと思いますが、散歩もひなとの親密度を高める結果になっているのが証明されたのは何だか嬉しい~。
犬って思った以上に人間とコミュニケーションを取りあって生活をしているんだなと改めて納得した調査研究でした。
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