【犬服作り】犬服に大事なリブ生地の選び方




犬服の出来栄えを左右する「リブ」生地。

画像の襟・袖・裾のところですが、何が難しいかというと・・・

 

そもそも、リブ袖や襟・裾は本体の袖・襟・裾より短めになっています。(ただこれが失敗の元なので、当ブログではそこまで長さを変えていません)

長さが違うので、リブを少し伸ばしながら縫うとうまくいくのですが・・・

 

リブ生地によっては、やたらとテンション(伸長力)が高くて、更に伸ばして縫うので出来上がりが「びよ~ん」としてしまったり。

リブのテンションが低いと、裾本体の長さに合わせきれず画像のように残念な最後になってしまったり。

裾を同じドットで仕上げたかったのですが、思った以上に伸縮性がなく失敗。最初に長さを測っとけって話ですが

 

リブは最後に付けるので、がっくり感が大きいんですよね。

 

リブを避けて、ニットバイアスを使うデザインにするのも手ですが、ニットバイアスをまっすぐ縫うのも(ニット生地なので)ハードル高い・・・。バイアステープは縫い落すと修正不可能なのも怖いところ・・・。

 

それで何度も失敗して思ったのは、リブは信頼できるものを使うべし です。

 

お勧めのリブ生地

一般的にリブ生地と言われるものは、「付属ニット」というカテゴリーになります。

付属ニットとはニット生地で洋服などを作る際、袖口やネック、裾、足首やウエスト部分などに使われている伸縮性のある伸び縮みするニット生地

 

よく使われるのは、スパンテレコとスパンフライスで、画像の下の凹凸が目立つのがスパンテレコで目立たないのがスパンフライスです。

 

どちらを選ぶかはお好みですが、どんなデザインにも合う方と言えばスパンフライスかなぁと思います。

 

スパンテレコ・スパンフライス★メモ★
  • スパンテレコは厚みがあるので、トレーナーなどの厚みのある生地に合わせやすい
  • スパンフライスは伸縮性があるので、ワンコ服にも適している
  • スパンフライスに裏表はないので、裏表で失敗する確率が少ない
  • 数字の小さい方が太く、数字が大きくなるほど細くなって行きます。(太い: 20/ 30/ 40/ :細い)

 

30スパンフライスと40スパンフライスです。画像では分かりにくいのですが、触ってみると厚みの違いがよく分かります。

 

あまり厚みがあると、折り目が付けにくく扱いにくいのですが、40スパンフライスなら扱いやすくどんな犬服生地にも合わせやすい印象です。

そのため、どれを購入するか迷ったら取り敢えず40スパンフライスがお勧め。

 

 

手芸屋さんで市販されているスパンフライス、お値段は高いですがやっぱりいいです。失敗する確率が少なくなります。

16×42cmで700円くらい。

 

 

ただ、この大きさだとSSサイズのワンコ服でも2着くらいしか取れないのでさすがにコスパ悪すぎます。smileさんのスパンフライス(生成り。お値段506円です)と並べてみると、その差は一目瞭然。

 

お値段を考えると、通販で購入する方が断然お得!!

上の大きい方のスパンフライスはSMILEさん。ニット生地専門のお店なので信頼度が高く、決済にアマゾンアカウントが使えたり、発送も速いのでお勧めです。

>>>ニット生地専門「SMILE」

 

 

ちなみに・・・愛読しているSMILEさんのブログに、迷った時にお勧めのスパンフライスのカラーがあって・・・

  • 生成り
  • グレー杢

 

だそうです。確かにこの2色はどんなデザインにも合わせやすいです。グレーはワンコがハミハミしても汚れが目立たないのもポイント。

 

見返してみると、リブはグレー。

 

これもグレー

 

あれもこれもグレー

 

 

 

以上、犬服に使うお勧めのリブ生地についてでした~。

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